アジアの文化では『気』というコンセプトが日常的に使われてる熟語や諺にまで一般的に表現されています。ある程度は、アフリカや南米の数々の古代文化にも『生命エネルギー』を表す単語も存在しますが、何故か白人の多い文明や最近の若いアジア人にはあんまり理解していません。
さらに、インドで知られてる『プラナ』やハワイの神話(そしてテレビゲーム)でよく聞く『マナ』などはあくまでも『地球・宇宙・生き物の持つ生命エネルギー』として理解されていますが、日本語と中国語だけには、もっと広い意味で『気』という言葉が使われています。
気まずい、気が合う、気にする、気を付ける、気をしっかり持つ、気が確か、気が狂った、気の毒、電気、空気、浮気、気楽に、本気、元気…などなど。
日本語と中国語には気というモノを『エネルギー』ではなくて、もっとこう、『念』に近い意味で利用されています。
一応ここで『気』と『念』の違いについて簡単に説明したいと思います:
天才畑では『念』とは『意図を持つ気』だと思っております。相手を治してあげたいという意図(恵み)や、相手を傷付けたいという意図(呪い)や、『絶対勝つ!』(覚悟)など、色々あります。
それに比べれば、『気』はただのエネルギーです。体内の感覚で感じられ、意思と呼吸で動かされ、おへその下にある『丹田・ハラ』という空間に集まるエネルギーです。気を纏って空手のパーフォマンスを成功する人もいれば、第三の目に集めて悟ろうとするお坊さんもいます。
そういう意味では、動物も『気』を持って、そしておそらく人間よりもずっと敏感に感じる事が出来るでしょう。どの程度で感じて、どの程度で自分で流せるかは分からないが、弱ってるペットに気を流してあげようとすると、すごく喜んで、大人しく受けてくれます。
武道家の使う防御力や破壊力の為の気は実は、数ヶ月・数年の間に丹田に溜めた気を一度に大きい量を使い切り、『人間を超越した』能力を見せてくれますが、それはあくまでも『消耗』です。
天才畑では、そう言った贅沢よりも、免疫力の健康や内臓のバランスが先だと思っております。
現代、世界中に鍼術や指圧が普通に知られていて、西洋医学にまでオススメされてはいますが、クリニックに通わないと出来ない状況より、自分で気の流し方を覚えて、いつでもどこでも出来るようになれば、一生困らないと思っております。
『気功』以外にも治療ツールとしてエネルギーを使う方法はありますが、歴史的に考えると古代中医学の一部である気功の方が圧倒的に経験と記録を持っています。伝統的な教え方より意外とすぐ会得出来るエネルギー方法もありますが、早く覚えて早く効果を出せる割にはバランスが取れていないシステムが多いです。天才畑でも『レイキ』という種類のエネルギー方法を学ぶ事は出来ますが、スピリチュアル系で身体のメンテナンスを大事にしない不完全なツールを単品では教えません。気功では出来ない部分もあるので是非覚えた方が身の為になるのですが、気功や栄養学、そして神経系、免疫力のケアと同時にオススメです。
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