英語の『Subtle』は『捉えどころの難しい』という意味です。
『気』というエネルギーがこの世の自然な物で、レイキとそれに属したエネルギーは気と違って人間にしかアクセス出来ないという事になってます。人間にしかアクセス出来ないというより、何故100前にしか発明されてないのかがポイントです。
気功は少なくとも2000年の歴史を持つのに、何故レイキはそんなに若いのか、人間の文明の成長に繋ぐミステリです。臼井先生いわく、数百年前の人間の社会はまだ荒くて、暴力も多くて、『人の為』という気持ちはほぼなく、『自分の為』が全てでした。一緒に暮らすのも、チームワークで動くのも、全てが『自分の為』だったという。その程度の意識ではスピリチュアル存在としての波動が低く、アクセス出来るエネルギーの種類も質もお粗末だった。今と比べれば、戦争や暴力がなくなった訳でもないけれど、今の人間は変わろうとしているし、自分や自分の家族の為以外にも手を伸ばしたり、協力しようとする文明になりつつあります。そこで、この次元の先にある、よりゴージャスなエネルギーにはまだ届かないが、その波動レベルを生きる存在達に手を貸して頂ければ、レイキのような『Higher』、より高いエネルギーをチャネリングする事が出来るという理屈です。
文明レベルの意識が初めて自分より、相手に集中し始めたので、自分より相手が大事という気持ちで出来てる次元に近付き始めたのです。
そこで気功との違いを説明したいと思います。
気功は自然エネルギーとして、生きていれば誰でも出来ます。現代物理学を取り入れようとすれば、万物想像すべてがエネルギーで出来ていて、生き物も石も水も、全てが気を持っているか、あるいは全てが気そのもの。ということは、生きてて意識があれば、誰にでも気功が出来る。子供でも、寝たきりの老人でも、イイ人でも悪党でも。気功は人を治す為にも、傷付ける為にも、無差別に使えるツールです。指圧や針級でいう『ツボ』と武術でいう『急所』は実は同じ物です。どう言った意図で刺すかが大事です。
レイキは違います。上なるところから特別にアクセスを許されたエネルギーなので、人を呪ったり、傷付けたりする事は不可能です。さらに、より高い次元にいる誰かや何かにアクセスを頂いてるので、長い訓練は必要ありませんが、この世界の物ではないので、今を生きる『身体』より、心から湧いてくる、心に集中するエネルギーです。気功を使うと、身体が喜びます。体が喜んでいれば精神も安定しますが、レイキの場合は逆です。心や精神には驚くほど早い効果が味わえますが、スピリチュアル過ぎて、動物としてのメンテナンスを忘れてしまう人が多いです。
さらに、レイキに属するエネルギーが『チャクラ』というエネルギーセンターに強い影響を与えます。チャクラはヨガのおかげで有名になった知識ですけども、感情、精神面、世界の見え方、価値観などに繋いでいて、適当にいじると恐い結果もたくさんあります。
レイキにしか経験のない、短期間で『レイキマスター』を名乗る人も少なくはないので、気を付けてください。
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